プロジェクト 遊

まあしかし、なんだ・・

私が貧しい国の子供たちを援助しているからって、自分の窮状を切々と訴え、自分がいかに気の毒でかわいそうな身の上であるかを涙ながらに語れば、私が同情してお金を貸してくれると思っている輩は昔から後を絶たないわけだが・・

今日も旧友から電話があり「ちょっと相談したいことがあるんだけど・・」と言う。
“はは～ん、きっと金のことだな”と察して、彼の家を訪問すると案の定だった。
かつて共通の友人に金を貸して不仲になった話などをして、丁重にお断りして帰ってきた。

以前にも書いたように、ストリップ劇場で働いていた時のフィリピン人ダンサーとの出会いが私のボランティア活動の原点であり、これも以前書いたが私は国内のボランティア団体や活動家とは一線を引いており、人から募金を集めて援助しているわけではなく、すべて自分の小遣いの範囲でやっている。
だから私の金を何に使おうが私の勝手であり、他人からどうこう言われる筋合いもない。

『情けは人の為ならず』という諺は、“人に情けをかけておけば、いずれめぐりめぐって自分のためになる”というのが本来の意味であるが、最近は“相手の為にならないから情けはかけるべきではない”という間違った意味で使われることが多いと聞く。
旧友の為になるかならないかわからないけど、一緒にドツボにはまりたくないから情けをかけなかったわけで、それとボランティア活動とは関係ない。




上の写真は今年の年賀状にも使ったし、例のゴキブリ裁判の時にも「大家はアパートの管理を放棄している」という原告の訴えに対して「(下の写真でわかるとおり)被告は社会的責任を果たしており、アパートの管理を放棄するような無責任な人間ではない」と反論するための有力な証拠としても役立っており、ミャンマーの子供たちにかけた情けはちゃんと自分に返ってきている。




おめぇに情けをかけてもなんにも返ってこねぇよ。  

飛行機のチケットやホテルの予約など、メーサイへ行く準備は着々と進んでいる。
我ながら無茶なことをやってるなと思う。
見つかるかどうかも知れない、たった一人のよその国の他人のガキを探すために、たくさんの金と時間とエネルギーをつぎ込んでいることもそうだが、麻薬とエイズと犯罪の巣窟のゴールデントライアングルへ、まるで観光気分で行こうとしている自分にあきれる。
二十歳のときには生きていく意味を見失い自殺を図った弱虫が、こんなことをやる中年になるとは・・
失敗と挫折と恥の多い半生が私をこんな男にしてしまった。


ジャパンハートの吉岡秀人医師のブログがまた更新されていた。
「芸は身を助けるで、いつどこでどんな芸が必要になるか分からない。
　たった一度でも経験しておくのと、一度もしたことがないのでは、結果は天と地の差になる。
　きっと、、、。
　頑張って身につけた自分の技術で、人のいのちが助かるという機会いがあったなら、きっと医者や看護師になって良かったと思うだろう。この為だけにこの職業を選んだとしても効果いないかもしれない。
　若ければなおさら、積極的に、貪欲に、力を蓄えていかねばならない。
　若いうちから保守的な人には、大きな飛躍は望めない。」

私より10歳若い人なのに、いい話をするなぁといつも感心している。
「効果いないかもしれない」は、たぶん「後悔ないかもしれない」の変換ミスだろう。
忙しい日々の合間に書いておられる様子がうかがわれる。


【チャイントンの早朝マーケット】


  

最近は車に注連(しめ)飾りをつける人も少なくなりましたねぇ。




フィールリスタ店


  

日本語からタイ語へ無料で翻訳してくれるサイトを見つけたので、それを使ってミマのチラシを作ってみました。




ミャンマーのトゥザさんやTIAのタイ語教室の皆さんにチェックしてもらうには、ブログに写真をUPするのが一番手っ取り早い方法ですので失礼して使わせていただきます。

文字や文章はあっていますか？
あとほかに書くべきことはありますか？・・といっても名前、年、写真しか情報がありませんけどね。
私の名前はタイ文字でどう書くのかわかりませんので空白にしてあります。
連絡先・・これが問題なんですよね。電話番号を書いておいても、国際ローミングで私の携帯へかけるのは高すぎて無理だろうし・・
メーサイでの滞在先もまだ決めてないし・・  

あけましておめでとうございま〜す。

パンチーズハウスのさやかちゃん(友情出演)



今年もよろしくね！