2012年08月18日
醤油の実の話
通りすがりさんのリクエストにお応えして醤油の実の話などひとくさり。
一口に「醤油の実」と言ってもネットで検索していただければおわかりになるように同じ名前の食品は全国各地にあり、どれが本物とか正統というものでもありません。
実際、かつて私が類似品と差別化するために商標登録を申請した時も、そのような理由で却下されてしまいました。
私どもで製造している醤油の実は足助地域の農家で昔から作られている製法を継承しており、技術を教えていただいた先代の話では、「戦国時代にいくさが起きるたびに食料を供出させられ飢えた農民たちが、醤油を作るために樽に仕込んでおいた大豆を取り出して食べたのが始まりと伝えられている」と聞きました。
当時は先代が作る醤油の実を弊社をはじめ三河地域の各漬物業者が仕入れて取引先の食料品店やスーパーに納品していたのですが、その先代が高齢のため廃業すると聞き、せっかくの優れた伝統技術を途絶えさせるのは寂しいと私が願い出て後を継ぎました。もう20年前の話です。
【平成5年1月9日付とよたホームニュースの記事より】

その後、せっかくここまで無添加の自然食品として出来ているのに原料が中国産の大豆や小麦などでは残念だと、遺伝子組み換えではない国産有機栽培の大豆や小麦に切り替え、塩も伯方島産のものに変えたところ原価が跳ね上がり醤油の実の値段も上げざるを得ませんでした。
しかしマスコミで、「いずれ国産の原料に切り替え完全な自然食品を目指す」と公言してしまった手前引き下がることもできず、先代が作っていた醤油の実より2.5倍も高い商品になってしまいました。

「食の安全を守って」、「せっかくの伝統食品なんだから昔ながらの自然製法で」などと消費者は好き勝手なことをおっしゃいますが、そうした声を真に受けてその通りに作ったら高すぎて売れやへんがや・・(>_<)
則定町の「まごころ市場」などに置いてございますので、ぜひ一度お買い求めください。m(_ _)m
温かいご飯の上に乗せていただいたり、今のような食欲が出ない暑い季節なら冷えたお茶をかけて冷たいお茶づけでも美味しくいただけます。
醤油の実は分類からすると「みそ・しょうゆ」のカテゴリーに入り、食品衛生責任者が必要なので私がその資格を持っております。σ(^-^ )
しかし、先代の取引相手がみな漬物業者だったように、昔から醤油の実は漬物の一種として扱われてきました。
それは味噌類なら三ヶ月以上熟成させる工程があるはずなのに、この醤油の実はたれに漬け込んで1~2日で製品化してしまうからです。
じゃあ漬物なのかと言えば漬物に麹菌をまぶして発酵させるなどという工程はない。
私が醤油の実製造を始めるときに食品衛生責任者の資格が必要な「みそ・しょうゆ製造業種」にするか、従来の平野食品の業種である漬物の一種として製造許可のいらない塩干物とするのか、保健所を大いに悩ませたものです。
なお、食品表示法に基づく「遺伝子組み換えではない」という表示について、「分別生産流通管理が行われている非遺伝子組み換え食品の場合は任意表示とする」とありますので、弊社は有機栽培を行っている一農家からのみ原料の大豆を仕入れているため表示はいたしておりません。
うちの醤油の実がよそでは真似ができない味の秘密はこの自家製の醤油。
もちろんこの醤油も国産有機大豆・小麦を使用しており、このまま売った方が儲かるのに敢えて売らずに醤油の実のたれの原料にしています。贅沢でしょう?

国際特許を取得している攪拌装置「エムレボ」も買いましたので、これで醤油をかきまぜる場面をお見せしたいところですが、真っ黒な醤油の中に突っ込んで泡もしぶきも飛ばない静かな攪拌では写真にも撮れない。┐(´ー`)┌
今、札幌の漬物業者が製造した白菜の浅漬けから食中毒が発生し大変な被害を出しておりますが、弊社の醤油の実については真空パック詰めした後に80度の熱湯に30分浸して殺菌してから出荷しておりますので、安心してお召し上がりください。

一口に「醤油の実」と言ってもネットで検索していただければおわかりになるように同じ名前の食品は全国各地にあり、どれが本物とか正統というものでもありません。
実際、かつて私が類似品と差別化するために商標登録を申請した時も、そのような理由で却下されてしまいました。
私どもで製造している醤油の実は足助地域の農家で昔から作られている製法を継承しており、技術を教えていただいた先代の話では、「戦国時代にいくさが起きるたびに食料を供出させられ飢えた農民たちが、醤油を作るために樽に仕込んでおいた大豆を取り出して食べたのが始まりと伝えられている」と聞きました。
当時は先代が作る醤油の実を弊社をはじめ三河地域の各漬物業者が仕入れて取引先の食料品店やスーパーに納品していたのですが、その先代が高齢のため廃業すると聞き、せっかくの優れた伝統技術を途絶えさせるのは寂しいと私が願い出て後を継ぎました。もう20年前の話です。
【平成5年1月9日付とよたホームニュースの記事より】

その後、せっかくここまで無添加の自然食品として出来ているのに原料が中国産の大豆や小麦などでは残念だと、遺伝子組み換えではない国産有機栽培の大豆や小麦に切り替え、塩も伯方島産のものに変えたところ原価が跳ね上がり醤油の実の値段も上げざるを得ませんでした。
しかしマスコミで、「いずれ国産の原料に切り替え完全な自然食品を目指す」と公言してしまった手前引き下がることもできず、先代が作っていた醤油の実より2.5倍も高い商品になってしまいました。

「食の安全を守って」、「せっかくの伝統食品なんだから昔ながらの自然製法で」などと消費者は好き勝手なことをおっしゃいますが、そうした声を真に受けてその通りに作ったら高すぎて売れやへんがや・・(>_<)
則定町の「まごころ市場」などに置いてございますので、ぜひ一度お買い求めください。m(_ _)m
温かいご飯の上に乗せていただいたり、今のような食欲が出ない暑い季節なら冷えたお茶をかけて冷たいお茶づけでも美味しくいただけます。
醤油の実は分類からすると「みそ・しょうゆ」のカテゴリーに入り、食品衛生責任者が必要なので私がその資格を持っております。σ(^-^ )
しかし、先代の取引相手がみな漬物業者だったように、昔から醤油の実は漬物の一種として扱われてきました。
それは味噌類なら三ヶ月以上熟成させる工程があるはずなのに、この醤油の実はたれに漬け込んで1~2日で製品化してしまうからです。
じゃあ漬物なのかと言えば漬物に麹菌をまぶして発酵させるなどという工程はない。
私が醤油の実製造を始めるときに食品衛生責任者の資格が必要な「みそ・しょうゆ製造業種」にするか、従来の平野食品の業種である漬物の一種として製造許可のいらない塩干物とするのか、保健所を大いに悩ませたものです。
なお、食品表示法に基づく「遺伝子組み換えではない」という表示について、「分別生産流通管理が行われている非遺伝子組み換え食品の場合は任意表示とする」とありますので、弊社は有機栽培を行っている一農家からのみ原料の大豆を仕入れているため表示はいたしておりません。
うちの醤油の実がよそでは真似ができない味の秘密はこの自家製の醤油。
もちろんこの醤油も国産有機大豆・小麦を使用しており、このまま売った方が儲かるのに敢えて売らずに醤油の実のたれの原料にしています。贅沢でしょう?

国際特許を取得している攪拌装置「エムレボ」も買いましたので、これで醤油をかきまぜる場面をお見せしたいところですが、真っ黒な醤油の中に突っ込んで泡もしぶきも飛ばない静かな攪拌では写真にも撮れない。┐(´ー`)┌
今、札幌の漬物業者が製造した白菜の浅漬けから食中毒が発生し大変な被害を出しておりますが、弊社の醤油の実については真空パック詰めした後に80度の熱湯に30分浸して殺菌してから出荷しておりますので、安心してお召し上がりください。

Posted by しょうのみ at 15:33
│日記
この記事へのコメント
なかなかJAに用事がなく
ふと 通りかかった時に
思い出し 買いました「醤油の実」
感想は
先ずは 一粒 「塩辛い!!」
夜、焼酎のおつまみに「いいね」
朝、温かいご飯の上に「あうね」
更に昆布茶でお茶漬けに「美味しいね」
更に更にもう一杯 納豆のタレを使わず醤油の実をまぜて「これも美味しいね」
そして 一袋完食
ご馳走さまでした
ふと 通りかかった時に
思い出し 買いました「醤油の実」
感想は
先ずは 一粒 「塩辛い!!」
夜、焼酎のおつまみに「いいね」
朝、温かいご飯の上に「あうね」
更に昆布茶でお茶漬けに「美味しいね」
更に更にもう一杯 納豆のタレを使わず醤油の実をまぜて「これも美味しいね」
そして 一袋完食
ご馳走さまでした
Posted by 通りすがり at 2013年04月22日 10:06
お買い上げ、そしてレビューまでありがとうございましたm(_ _)m
今後ともご贔屓のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m m(_ _)m
今後ともご贔屓のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m m(_ _)m
Posted by しょうのみ
at 2013年04月22日 10:27

はじめまして。私は今岐阜に住んでいるのですが育ちは愛知で西三河に近いところです。昔はこのしょうゆの実がわりと手に入ったのですが最近はどこで売っているかも皆目見当もつきません。
実は2年前に亡くなった弟が大好きで霊前に供えてやりたくてずっと探しておりました。三回忌に豊橋から田原へ参りますがどこかで買えるとこはないでしょうか?是非ともお教え願えたら幸いです。よろしくお願いいたします。
実は2年前に亡くなった弟が大好きで霊前に供えてやりたくてずっと探しておりました。三回忌に豊橋から田原へ参りますがどこかで買えるとこはないでしょうか?是非ともお教え願えたら幸いです。よろしくお願いいたします。
Posted by てんちゃん at 2014年03月02日 00:36
はじめまして。
弊社の「醤油の実」は、豊田市西町の「JA産直プラザ」で販売しておりますが、このブログの左側の「メッセージを送る」を使ってご住所をお教えいただければ、宅配便でお送りいたします。
よろしくお願いいたします。
弊社の「醤油の実」は、豊田市西町の「JA産直プラザ」で販売しておりますが、このブログの左側の「メッセージを送る」を使ってご住所をお教えいただければ、宅配便でお送りいたします。
よろしくお願いいたします。
Posted by しょうのみ
at 2014年03月02日 06:28

本日、安城市から豊田のJAプラザまで 醤油の実を買いに行きました。懐かしく食べたくなり 昔はJA安城に有りましたが、今では有りませんでした 昔と違って、パックが違うのに 驚きでした。以前は醤油の実と書いてあり 今では しょうゆの味と書いてありました。でも当時お茶漬けで食べるのが好きで 食べたら当時を思い出しました。もっと近くで買えたら 良いと思いました。くせになり また買いに行きたいと思います。
Posted by Satoyan at 2015年11月19日 12:50
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ただし、「しょうゆの味」と書いてあるのは弊社の商品ではなく、豊田市平戸橋町のヤマキ糀店さんの商品です。
この次はぜひ手前どもの「醤油の実」をお召し上がりいただきますよう、お願い申し上げます。
ただし、「しょうゆの味」と書いてあるのは弊社の商品ではなく、豊田市平戸橋町のヤマキ糀店さんの商品です。
この次はぜひ手前どもの「醤油の実」をお召し上がりいただきますよう、お願い申し上げます。
Posted by しょうのみ
at 2015年11月21日 23:20
