2010年12月24日

援助の光と影 1

こちらは某RC(ロータリークラブ)が寄付したヤンゴン郊外にある学校。



私が寄付した小学校とだいたい同じ大きさだ。
私が寄付した建設資金が約1万5千ドルだったから、ここもそれくらいかなと思ったら、なんと2万2千500ドルだと言う。
おいおい、7000ドルぐらいボラれてるじゃないか!
誰がぼったくったのか?
この学校を運営しているお寺のお坊さんの話では、ピイ市のバーテンダ師と同じように毎朝の托鉢や地元の人たちからの寄付で寺子屋を運営していたところへ、地元の教育長から日本のRCからの援助の話があったという。日系企業に勤める教育長の友人が仲立ちしたらしい。
新校舎の建設に関しては、お寺側は「それでは、よろしくお願いします」ということで丸投げしていたのでお金のことはわからないという。
ブラリとやってきた、ただの訪問者の私にはそれ以上内部のことはわからないが、ぼったくったのは教育長か?仲立ちした友人か?建設業者か?あるいはみんなグルなのか??


こういう援助詐欺を防ぐためには、京都紫竹RCのように初めから援助金額を決めておくというのも一つの方法ではある。
しかし、そうなると必要な規模の校舎と、やはり必要不可欠な井戸まで決まった寄付金の中から作らなければならない。
4~5月の暑期は日中の気温が40度を超える。
天井を張らないと焼けたトタン屋根の熱が直接降り注ぎ、生徒たちが大変つらい思いをする。
【ソケヤ寺子屋の新校舎】



井戸も寄付金だけでは足りず、結局ポンプはバーテンダ師が身銭を切って取り付けたそうだ。



必要な物のリストを書きだした見積書を提出させたとしても、ミャンマーについて無知な日本人には水増しされていてもなかなか不正が見抜けない。海外援助の難しさだ。


私の場合は瀬戸市の南山大学に留学しているミャンマー人女学生が仲立ちとなり、そのお母さんが現地での責任者となり、当時の西タンビングウエイ村小学校の校長先生はそのお母さんのお兄さんであり、万が一不正があった場合はヤンゴンの日本大使館に勤めるお父さんが弁償するという約束まで取りつけ、ガチガチの体制で寄付をしたが、それでもいざ現金を渡す時は「ええい、もってけ泥棒!!」と一か八かの賭けをする心境だった。
そうまでしてでも、やはり私にはやる価値があった。
妬みやっかみで私を否定したがる輩に対して、「ひかえおろう!この学校が目に入らぬか?」と写真を見せつけてやれば誰もが言葉を失うのだ。
援助は本来このように、お互いを支え合うものでありたい。  

Posted by しょうのみ at 13:13旅行