2014年08月13日
一億総ガキ社会
日本社会の幼稚化が、指摘されて久しい。クレーマーやモンスターペアレントのように、何でも他人のせいにしたり、すぐに「キレ」たりする大人が増えた。子供時代は不登校やひきこもり、大人になってからは、出社拒否や「うつ」という形で現れる、「打たれ弱さ」も目立つ。危険な薬物への依存症も、深刻な問題だ。
▼精神科医の片田珠美さんによると、これらの社会問題の根源には、同じ病理が横たわっている。「自分は何でもできる」という幼児的万能感をいつまでも引きずる、「成熟拒否」の蔓延(まんえん)が、その正体だ(『一億総ガキ社会』光文社新書)。
▼片田さんは、成熟した大人になるためには、若い頃から転んでは起き上がる体験を繰り返すしかない、という。もちろん、敗者復活が容易な社会を築くことが、前提となる。
【MSN産経ニュースより】
この記事には激しく賛同する。
困ったちゃんやポイ捨てちゃん、水道水で言いがかりをつけてくる“水の戦士”や「ゴキブリが出るのは大家の管理責任だ!」と裁判を起こした元住人など、プロジェクト遊の読者の皆さんには今さら説明する必要のない幼稚なガキどもの話には枚挙に暇がない。
その一方で、争いに勝つために相手を子供扱いして上から目線で嘲笑う「大人」という人種も、成熟しているとは言い難い。
「お前が言うな!いい年をしてトゥクトゥクを乗り回している幼稚なガキめ!」と言う声が聞こえてきそうだが、少年の心を持ち続けることと社会人としての未熟さとは違う。
死者を鞭打つつもりはないが、理研の副センター長の自殺の一報を聞いた時、「せっかく豊西まで行っておきながら、なぜ大学へ進学しない?」との周りの声に逆らって家を出て、転んでは起き上がる体験を繰り返してきたことは間違っていなかったと思った。
今度の土曜日の18:30から、テレビ愛知の「おじさんぽ」でトゥクトゥクが登場するようですよ。

▼精神科医の片田珠美さんによると、これらの社会問題の根源には、同じ病理が横たわっている。「自分は何でもできる」という幼児的万能感をいつまでも引きずる、「成熟拒否」の蔓延(まんえん)が、その正体だ(『一億総ガキ社会』光文社新書)。
▼片田さんは、成熟した大人になるためには、若い頃から転んでは起き上がる体験を繰り返すしかない、という。もちろん、敗者復活が容易な社会を築くことが、前提となる。
【MSN産経ニュースより】
この記事には激しく賛同する。
困ったちゃんやポイ捨てちゃん、水道水で言いがかりをつけてくる“水の戦士”や「ゴキブリが出るのは大家の管理責任だ!」と裁判を起こした元住人など、プロジェクト遊の読者の皆さんには今さら説明する必要のない幼稚なガキどもの話には枚挙に暇がない。
その一方で、争いに勝つために相手を子供扱いして上から目線で嘲笑う「大人」という人種も、成熟しているとは言い難い。
「お前が言うな!いい年をしてトゥクトゥクを乗り回している幼稚なガキめ!」と言う声が聞こえてきそうだが、少年の心を持ち続けることと社会人としての未熟さとは違う。
死者を鞭打つつもりはないが、理研の副センター長の自殺の一報を聞いた時、「せっかく豊西まで行っておきながら、なぜ大学へ進学しない?」との周りの声に逆らって家を出て、転んでは起き上がる体験を繰り返してきたことは間違っていなかったと思った。
今度の土曜日の18:30から、テレビ愛知の「おじさんぽ」でトゥクトゥクが登場するようですよ。
