2012年02月06日

死ぬ前に語られる後悔

「ナースが聞いた『死ぬ前に語られる後悔』トップ5」という記事が出ていた。
緩和ケアに数年携わったナースが聞いた患者たちが語る後悔のトップ5だそうだ。

1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

自分に当てはめてみると、1と2はまあ何とかやれているから後悔はしないですむと思う。
3は時と場合による。状況やその場の空気を読んで自分の気持ちを表さない時もあるが、死ぬときに後悔するほど自分の気持ちを殺したおぼえも今のところない。
4は微妙だ。昨日書いたように、私の前ではいい人を演じながら陰で私を貶めようとする人間は多い。妬みやっかみで陰口をきく人間や、私を否定し見下し侮辱して自信を失わせ自分に服従させようとする人間など、地主の後継ぎに生まれた宿命で人の心の闇を見せられ、傷つけあい別れてきた人はたくさんいる。しかしその宿命のおかげでうわべだけの友人関係は長続きせず、私のその宿命もすべて呑み込んでつきあってくれる真の友とも出会えた。いつも書いているパンチーズハウスの店長もその一人だ。
5はどうだろう?「幸福は自分で選ぶもの」だとこの記事の筆者は言っているが、そんなに自由気ままに生き方を選べる人などいないだろう。「今、幸福か?」と聞かれれば「まあまあ、それなりに・・」と曖昧にしか答えられない。


昨日のライブは昼と夜のダブルヘッダーだった。
昼の部では某老人ホームのお年寄りたちを慰問した。
死ぬ前に語られる後悔


我々の歌を楽しそうに聴き、手拍子を叩いてくれるおじいちゃんや一緒に口ずさんでくれるおばあちゃんたちもいたが、口を開けて完全に眠ってしまっているお年寄りもたくさんいた。
老人ホームではなく「介護老人保健施設」と言うのだそうだが、年に一度も面会に来ない家族もいるようで、そんな老人にとっては結局は「姥捨て山」だろう。
「結婚して家庭を作ることこそ『幸福』の基本だ」と結婚しない私に誰もが口をそろえて言ってきたが、その『幸福』な家庭を築いている人間が他人を妬み貶め排除しているからその言葉が信じられないのだ。
『幸福』とは妬ましい人間を貶めたり厄介者を排除することでしか得られないものなのだろうか?

私の場合は「姥捨て山」に捨ててくれる家族すらいないから、どうやって死のうかな・・


夜の部は中日ビル地下2階の居酒屋“さが野”で歌った。
写真がないので “おいでん”のときの写真で失礼。
死ぬ前に語られる後悔



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Posted by しょうのみ at 18:15 │日記
この記事へのコメント
こんばんは。
ちょうど最近、突然倒れられたおばあさんがいまして、遠い所に住んでいる子供の所には行きたくない、子供にはには迷惑をかけたくないと、ご自分で施設に入ると決断された話を聞いたところでした。
複雑な思いです。
Posted by めぐみ at 2012年02月06日 23:03
なんとお応えしていいか言葉も見つかりません。
Posted by しょうのみしょうのみ at 2012年02月07日 01:23
何言ってるの?
後悔なんて考えたらつまらないから、楽しく行きましょう!

老人と触れ合うのも良し
若者と触れ合うのも良し

それが、しょうのみさんです!
周りは地主がいっぱいいるけど威張ってますよ
自分流で行きましょう!
Posted by だけ at 2012年02月09日 23:21
ん?凹んでる内容のように見えたかね?
そういう記事を見つけたから「自分はどうだろう?」と当てはめてみただけ。
俺はいつもオレ流だよ。
最後はどういう死に方をするかわからないけど、こんだけやりたいことやってきたんだから後悔はしないですむと思うよ。

これは「死ぬときに後悔するのはお前らの方だ!」という、陰に隠れて俺を攻撃する嫉妬深い奴らへのメッセージさ。
Posted by しょうのみしょうのみ at 2012年02月10日 02:01