2012年01月02日

忠臣蔵

時期外れの忠臣蔵、ついに7時間観てしまった。

「仮名手本忠臣蔵十一段目」著者:北斎
忠臣蔵


「日本人の礼儀正しさの原点は『忠臣蔵』である」と、昔読んだ本に書いてあった。
その著者によると、「喧嘩両成敗」が当時の武士の法だったのに、それを破った幕府の間違った裁定への抗議と、どんな理由があるにせよ他人の屋敷に押し入って主を殺害した赤穂義士たちもまた法を破ったため全員切腹することで、上も下もすべての人間は法を守らなければならないことを世に示した事件だったという。

『忠臣蔵』が日本人の礼儀正しさの原点かどうかはわからないが、今回のドラマでは日々の暮らしの困窮に耐えかねて一人また一人と討ち入り計画から脱落していく浪士たちの姿を丁寧に描いていたところは見応えがあった。


かつては軍国主義教育にもこの話は大いに利用されたらしい。
そしてネタがない時の切り札みたいに『忠臣蔵』が繰り返し放送されるところを見ると、今でもこの物語が好きな日本人は多いようだ。


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Posted by しょうのみ at 23:07 │日記