2011年10月03日
塩の蓋
うちの『醤油の実』の味の秘訣は、北海道から取り寄せる国産有機大豆を使って自家醸造している無添加の醤油にある。
出来上がった醤油はステンレス製の大きなタンクに貯蔵し、必要な分だけ取り出して『醤油の実』の調味料になるタレを作る。

そのまま自家製無添加醤油として売っても高く売れるものを売らずに調味料として使っているのだから、『醤油の実』とはずいぶん贅沢な食べ物なのだ。
しかし、ここでひとつ困った問題がある。
この無添加醤油は塩度が非常に高い。(使用している塩は伯方島産)
その醤油に溶け込んでいた塩分が次第に固まり、タンクの注ぎ口に蓋をしてしまうのだ。
コックを全開にしてもこんな感じでチョロチョロとしか出てこない。

一番簡単な解決策は水を足して醤油を薄めれば塩の塊は自然に溶けてゆく。
しかし、そんなことをしたら醤油がダメになってしまうから絶対にできない。
醤油には一切手を加えずに塩の塊を除去する何かいい方法があれば教えていただきたい。
先代は昔ながらの木の樽に醤油を小分けし、手間暇かけて使っていた。
跡を継いだ私がその樽も先代から譲り受けたが、タンクがあるため必要なかったので長年放置していて、すっかり木が痩せて箍が緩んでしまっている。

合理化、省力化したために新たな問題が発生し、結果的に仕事の量は昔と大して違わない。
ちなみに、これだけの醤油をタンクから取り出すのに約1時間。ブログの一つくらい余裕で書ける。

さてと、仕事に戻りますか・・。
出来上がった醤油はステンレス製の大きなタンクに貯蔵し、必要な分だけ取り出して『醤油の実』の調味料になるタレを作る。

そのまま自家製無添加醤油として売っても高く売れるものを売らずに調味料として使っているのだから、『醤油の実』とはずいぶん贅沢な食べ物なのだ。
しかし、ここでひとつ困った問題がある。
この無添加醤油は塩度が非常に高い。(使用している塩は伯方島産)
その醤油に溶け込んでいた塩分が次第に固まり、タンクの注ぎ口に蓋をしてしまうのだ。
コックを全開にしてもこんな感じでチョロチョロとしか出てこない。

一番簡単な解決策は水を足して醤油を薄めれば塩の塊は自然に溶けてゆく。
しかし、そんなことをしたら醤油がダメになってしまうから絶対にできない。
醤油には一切手を加えずに塩の塊を除去する何かいい方法があれば教えていただきたい。
先代は昔ながらの木の樽に醤油を小分けし、手間暇かけて使っていた。
跡を継いだ私がその樽も先代から譲り受けたが、タンクがあるため必要なかったので長年放置していて、すっかり木が痩せて箍が緩んでしまっている。

合理化、省力化したために新たな問題が発生し、結果的に仕事の量は昔と大して違わない。
ちなみに、これだけの醤油をタンクから取り出すのに約1時間。ブログの一つくらい余裕で書ける。

さてと、仕事に戻りますか・・。