2016年07月03日

鈴蘭南座 閉館

名古屋で唯一の大衆演劇専門の劇場、「鈴蘭南座」が閉館したと聞き、見に行ってきました。

鈴蘭南座 (名古屋市北区大曽根)


館内から道具などを運び出しているオーナーに「もう、やめちゃったの?」と声をかけましたが、「あぁ・・」と力なく答えただけでした。

役者さんたちの宿舎だった向かいのアパートも取り壊しになるようです。


名古屋から大衆演劇の灯が消えた一方で、大阪では次々と新しい劇場がオープンし、大衆演劇の激戦区になっているようで、この地域差の原因はどこにあるのでしょう?
  

Posted by しょうのみ at 09:56演劇

2016年04月26日

救援物資を送る 5

第2760地区(愛知県)ロータリーより熊本地区ロータリーに要望された支援物資を届けるため、地区社会奉仕委員長が自ら運転して現地に向かいました。



皆さん、ご苦労様です。



なお、博多新劇座の方は救援物資の受付を締め切ったそうですので、この先は新劇座への送付はご遠慮ください。
それにしても新劇座が今どうなっているか、とても興味があります。
阪神淡路大震災の時、ボランティアで現地へ行った私の仕事は全国から送られてきた救援物資の仕分け作業でした。
かつて流行ったらしい女性のおしゃれな服やらハイヒールやら取っ手が壊れたカバンやら、常識で考えてとても生活必需品とは思えないものが詰まった段ボール箱の山から、トイレットペーパーなど必要なものを見つけ出して集めていく作業を延々と続けました。
「震災支援」に託けて各家庭の不用品が全国から被災地へ送りつけられ、神戸はまさに日本のゴミ箱と化していました。
今の博多新劇座が、まさにそのゴミ箱状態になっているのではないかと、行って見てみたい気持ちです。(・︿・')

東日本大震災の時は義援金を送る以外、何もお役に立てませんでしたが、今回は被災地が大衆演劇の本場、九州・熊本だったため役者さんらがいち早く支援に立ち上がり、SNSを駆使して全国の大衆演劇の劇団やファンの方々へ瞬時に情報がいきわたり、及ばずながら私も協力させていただくことができました。
時代遅れの斜陽産業で劇場も減っており、現在はもっぱら温泉地のホテルやスーパー銭湯で興行している状態です。
それが今回、被災者支援で思わぬ機動力と組織力を見せつけることになりました。
ロータリークラブが今から支援物資を積んで出発するというのに、大衆演劇の劇団はすでに被災者に物資を手渡している。
今でも主に中高年から熱い支持を受けている大衆演劇、「斜陽産業」などと決して侮れませんよ!
  

Posted by しょうのみ at 19:31演劇

2016年04月20日

救援物資を送る 2

写真の無断転載、ごめんなさい m(_ _)m
断ろうにもご本人は今、被災者のところへ救援物資を運んでいる最中で、それどころじゃないでしょう。



昨日私が送った救援物資がいつ到着するのか、宅配業者の人もお答えできない状態だそうですが、博多新劇座にはすでに続々と救援物資が集まってきていますね。



皆さん頑張ってください。
  

Posted by しょうのみ at 16:50演劇

2016年04月19日

救援物資を送る 1

大衆演劇の本場、博多の役者さんから震災被災者への救援物資の要請があったので、とりあえず10リットル入るポリ容器やトイレットペーパーと家にあった乾電池(単3、単4)を送りました。
いつも舞台で美しく女形を踊っている大衆演劇の役者さんが、着物の裾をまくり上げ、すね毛を見せて救援物資を運ぶ姿を見てみたい。(≧▽≦)



ご協力いただける方は、こちらへ救援物資をお送りください。

博多新劇座 博多家桃太郎
〒812-0043
福岡県福岡市博多区堅粕2丁目3-10
TEL 092-631-0481
  

Posted by しょうのみ at 18:07演劇

2015年02月15日

それぞれの星の下で

今日、豊明市文化会館で発達障害をテーマにしたミュージカル、『それぞれの星の下で』を観てきました。



愛知教育大学の大学院生たちによる企画ということで新聞でも取り上げられ、本番の今日はCBCなどの放送局も取材に来ていました。

【CBCのニュース番組「Nスタ」より】


「発達障害のある子どもは、他人との関係づくりやコミュニケーションなどがとても苦手ですが、優れた能力が発揮されている場合もあり、周りから見てアンバランスな様子が理解されにくい障害です」と、政府広報に書いてありました。
な~んだ、だったら俺もそうだわ。
「なんでこうなるんだろう?」って、よく生き難さを感じるときがあるのは発達障害のせいだったんだね。


「あまちん」こと天野鎮雄さんや、彼らが主宰する「劇座」の役者さんたちも出演し、久しぶりに良くできた観応えのあるお芝居でした。
演じる方も観る方もみんな身内という、コップの中の自己満足の豊田の演劇とはレベルが違う
・・な~んて、発達障害男の妄言ですので、どうぞ聞き捨ててください。
  

Posted by しょうのみ at 18:59演劇