2010年08月11日

ブラック・コメディ 1

ランキングが13位まで上がったところで満を持して発表いたします。

劇団ドラマスタジオ 第15回公演「ブラック・コメディ」

ブラック・コメディ 1


ブラック・コメディ 1


日時:10月9日(土) 19:00 開演 10日(日) 14:00 開演 18:00 開演

場所:豊田市民文化会館小ホール

ブラック・コメディ 1


ブログに書くと「こういう芝居か」とわかってしまって客が減るから書くな!というスタッフもいますが、ブログに書いた場合の観客数が何人、書かなかった場合は何人というデータがないので、ブログと観客動員数の関係性は何とも言えません。
ただ、宣伝するな!チケットは売れ!というのはおかしいと思い、私の独断で書いています。

ブラック・コメディ 1


一年前、『挙母劇励フェスティバル“ 翔べ!ジョニー ”』で、私は三波春夫の長編歌謡浪曲『俵星玄藩(たわらぼしげんば)』を歌いました。
8分30秒という長い歌を歌い終わり、拍手をいただきお辞儀をし頭を上げてもまだお客さんの拍手が鳴りやまず、また頭を下げました。
もちろんお客さんは劇の冒頭でいきなり役者がカラオケを歌いだすとは知らなかったわけですが、もし知っていてもあのすごい拍手は違わなかったと思います。
内緒にしておいてお客さんをびっくりさせるのも演出ですが、やはり演技や芸でお客さんを感動させ満足させるのが本来の形ではないでしょうか?

・・・ということでちょこっと今回の中身をご紹介。
今回の芝居は停電で真っ暗闇の部屋の中でのドタバタ劇。
見どころは、懐中電灯やライターをつけると舞台全体の照明が暗くなり、消すと明るくなるという逆転の照明演出。懐中電灯やライターをつけたり消したりするのに合わせて照明の切り替えがうまくできるかどうか。もしタイミングがずれた時は照明室に向かってブーイングをお願いします。

そして、明るい舞台上で、真っ暗で何も見えない手探り状態という演技がうまくできるかどうか。
実際には見えているものを見えないかのように演ずる役者の力量が問われます。
無様な演技でお客さんに笑われたら役者の負け、面白い演技でお客さんを笑わせられたら役者の勝ちです。


さあ!中身をバラしてチケットが売れるか売れないか?勝負!!


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Posted by しょうのみ at 18:35 │演劇
この記事へのコメント
ネタばれで行かないかと言うと行くと思う
但し つまらなくなる と思う
前回の吊りも知っていたら あそこまで驚かないと思う。
ああこのシーンで吊ったのかと思うだけで 一瞬でも飛んだとは思わない
今回のブログ内容だとあらすじなので 場合によっては チラシやパンフに書かれる内容なので問題ないかと
装置 衣装 道具が出てきたらつまらなくなるかも

それにしても 演出 舞台監督の許可なしに自由に書けるなんて珍しいですね
昔 バイトでイベントの荷物運びをしてた時 某劇団の運び込みの後、リハーサルを見させて頂いた時 上司からしゃべるなと 賠償問題になりかね無いからと 言われていたので ビックリです。
Posted by 通りすがれなかった at 2010年08月13日 23:55
とよた演劇アカデミーの記事を書いていたときは、こちらのブログでは写真だけUPして文章は演出さんがアカデミーのサイトの方で書いてました。
あの時は講座の様子を撮るとすぐに帰宅して写真をUPしなければ演出さんが書けなかったので、のんきに飲みにも行けなくてきつかったですね。
でも、あの経験があったからブログに書いていいこと悪いことが何となくわかっているのかもしれません。

それでも、この記事はちょっと危険かも。
Posted by しょうのみしょうのみ at 2010年08月14日 04:30
私は五分五分と思います。
役者の演技や照明効果で逆転が客に分かれば良いのですが
分かり辛いようなら説明も有りかと思います。
Posted by 通りすがれなかった at 2010年08月16日 00:07
私が危険と言ったのは“ 翔べ!ジョニー ”の演出を否定するようなことを書いているからです。
みんなで力を合わせなければ芝居はできないのに、対立や亀裂を生みかねない内容だからです。

今日の稽古でも、ひまわりチャンネルで流すための映像をメルケット大佐が撮影していたように、いくら内緒にしていてもどこかでネタはばれます。
サプライズや奇をてらった演出に頼りすぎることなく、中身で勝負できるいい芝居を作っていきたいというのが、この記事の趣旨です。
Posted by しょうのみしょうのみ at 2010年08月16日 01:08