2012年04月23日

セカンドオピニオン 1

一時は血色が良くなりこのまま退院できるかと思われたが、その後また指が黒ずみ始め皮膚の壊死も始まり、やはり左足のつま先は切除せざるを得ないという診断になった。
生まれてから今まで当たり前のようにあった身体の一部がなくなるという現実をなかなか受け入れられずにふさぎこんでいたら、一人の看護婦さんが「セカンドオピニオンを選ぶ道もあるかもしれませんよ」と言ってくれた。
血栓症で患部を切除するようなケースでは、患者に糖尿病のような血栓症の原因となる持病があるのが普通だが、あなたの場合はいくら調べても何も見つからない。
いたって健康だし年齢的にもこのようなケースになるには若すぎる。
風邪の熱が原因なら同じようなケースがたくさんあるはずなのに、私はあなたのような症例は見たことがない。
もしかしたら別の治療方法があるかもしれない。
同じ結果になるかもしれないが、ダメ元で別の病院の診察を受けてみますか?

藁にもすがる思いで名大病院のセカンドオピニオンを受けることにした。  

Posted by しょうのみ at 17:01日記