2012年07月20日

法の下の不平等 2

今日、家賃を滞納している住人の連帯保証人を相手取った裁判が名古屋地方裁判所で行われた。
豊田簡易裁判所での判決を不服として、連帯保証人が弁護士を雇って控訴したのだ。
裁判といってもいわゆる法廷ではなく、裁判官、書記、控訴人の代理人(弁護士)、被控訴人(私)が円卓を囲んでの話し合いだった。
豊田簡裁での司法委員と同じように、ここでも裁判官がまた大家の私の方に対する譲歩を要求してきた。
家賃の滞納分の支払額を割り引いてくれないか?
連帯保証人を契約書から削除してくれないか?
借主への建物明け渡しの強制執行は考えてくれないのか?

こちらばかりへの一方的な要求に対し、「建物明け渡しを請求すれば『たかが数ヶ月の滞納で出ていけなどという判決は出ない』と言われ、じゃあ滞納している家賃を支払えという訴えを起こせば『なぜ建物明け渡しの訴えを起こさないのか?』と言われる」と豊田簡裁でのデタラメな対応を訴え、「こんなひどい片手落ちな対応ををされては、いくら裁判官の頼みでも聞く気にはなれない!」とゴネた。
すると、なんと名古屋地裁のその裁判官は苦笑いをしてうなずくではないか!
「それは豊田簡裁だけではなく、裁判所全体へのご批判としてお伺いしておきます」と言う。
つまり奴らはわかってて依怙贔屓をしている確信犯だった。
マンション暮らしの住人よりマンションを持っている大家に損をさせた方が傷は浅いだろうということか!?
完全に頭にきた私は、「これは法の下の不平等という意味で裁判所との戦いでもあるんだ!」と言い放った。
するとその裁判官も、「わかりました。では譲歩は全く考慮してくれないということで、次回はそのような判決を出します」と毅然と言いおった。
完全に司法を敵に回してしまった。
お上とケンカしても万に一つも勝ち目はない。
それでも引き下がるわけにはいかなかった。
もういい。俺も司法という空母に体当たりして、ミャンマーの日本人墓地に埋葬されよう。

法の下の不平等 2



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Posted by しょうのみ at 18:32 │日記