2011年11月03日
ワナ 13
「どうだった?俺んとこの水は。水道局の人間が飲んではいかんと言っただろ?」
「いや、何も問題はありませんと言ってましたよ」
「なんだと!?俺に言った話とは全然違うじゃないか!あのヤロ~、相手によって言うことコロコロ変えやがって!!」
納得いかないその住人は紙コップに水を入れて「飲んでみろ」と持ってきた。

一口飲んで「無味無臭のただの水だ」と言うと、「もっと飲め!全部飲み干せ!!」と怒っていたが、「いくら飲んでも同じだから飲みたくない」と断ったら、「明日、水道局の奴をとっちめてやる!!」と捨てぜりふを吐いて帰っていった。
あの時は何も考えずに不用心にも飲んでしまったが、もしあいつがわざと水の中に何かを混入させていたらと思うとゾッとする。
まあ、そこまでしたら犯罪になって逮捕されるから、そこまではしないとは思うが・・。
だいたい、もし本当に水が異常だったら水道局が動かないはずがないし、管理人の私に連絡が来ないはずがない。
一人暮らしの侘しさから他人を妬み貶めようとすれば、いずれ墓穴を掘ることになる。
あのおっさんも終わりだな。
「いや、何も問題はありませんと言ってましたよ」
「なんだと!?俺に言った話とは全然違うじゃないか!あのヤロ~、相手によって言うことコロコロ変えやがって!!」
納得いかないその住人は紙コップに水を入れて「飲んでみろ」と持ってきた。

一口飲んで「無味無臭のただの水だ」と言うと、「もっと飲め!全部飲み干せ!!」と怒っていたが、「いくら飲んでも同じだから飲みたくない」と断ったら、「明日、水道局の奴をとっちめてやる!!」と捨てぜりふを吐いて帰っていった。
あの時は何も考えずに不用心にも飲んでしまったが、もしあいつがわざと水の中に何かを混入させていたらと思うとゾッとする。
まあ、そこまでしたら犯罪になって逮捕されるから、そこまではしないとは思うが・・。
だいたい、もし本当に水が異常だったら水道局が動かないはずがないし、管理人の私に連絡が来ないはずがない。
一人暮らしの侘しさから他人を妬み貶めようとすれば、いずれ墓穴を掘ることになる。
あのおっさんも終わりだな。
Posted by しょうのみ at 00:57
│仕事