ブラック・コメディ 1
ランキングが13位まで上がったところで満を持して発表いたします。
劇団ドラマスタジオ 第15回公演「ブラック・コメディ」
日時:10月9日(土) 19:00 開演 10日(日) 14:00 開演 18:00 開演
場所:豊田市民文化会館小ホール
ブログに書くと「こういう芝居か」とわかってしまって客が減るから書くな!というスタッフもいますが、ブログに書いた場合の観客数が何人、書かなかった場合は何人というデータがないので、ブログと観客動員数の関係性は何とも言えません。
ただ、宣伝するな!チケットは売れ!というのはおかしいと思い、私の独断で書いています。
一年前、『挙母劇励フェスティバル“ 翔べ!ジョニー ”』で、私は三波春夫の長編歌謡浪曲『俵星玄藩(たわらぼしげんば)』を歌いました。
8分30秒という長い歌を歌い終わり、拍手をいただきお辞儀をし頭を上げてもまだお客さんの拍手が鳴りやまず、また頭を下げました。
もちろんお客さんは劇の冒頭でいきなり役者がカラオケを歌いだすとは知らなかったわけですが、もし知っていてもあのすごい拍手は違わなかったと思います。
内緒にしておいてお客さんをびっくりさせるのも演出ですが、やはり演技や芸でお客さんを感動させ満足させるのが本来の形ではないでしょうか?
・・・ということでちょこっと今回の中身をご紹介。
今回の芝居は停電で真っ暗闇の部屋の中でのドタバタ劇。
見どころは、懐中電灯やライターをつけると舞台全体の照明が暗くなり、消すと明るくなるという逆転の照明演出。懐中電灯やライターをつけたり消したりするのに合わせて照明の切り替えがうまくできるかどうか。もしタイミングがずれた時は照明室に向かってブーイングをお願いします。
そして、明るい舞台上で、真っ暗で何も見えない手探り状態という演技がうまくできるかどうか。
実際には見えているものを見えないかのように演ずる役者の力量が問われます。
無様な演技でお客さんに笑われたら役者の負け、面白い演技でお客さんを笑わせられたら役者の勝ちです。
さあ!中身をバラしてチケットが売れるか売れないか?勝負!!
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