救援物資を送る 5
第2760地区(愛知県)ロータリーより熊本地区ロータリーに要望された支援物資を届けるため、地区社会奉仕委員長が自ら運転して現地に向かいました。
皆さん、ご苦労様です。
なお、博多新劇座の方は救援物資の受付を締め切ったそうですので、この先は新劇座への送付はご遠慮ください。
それにしても新劇座が今どうなっているか、とても興味があります。
阪神淡路大震災の時、ボランティアで現地へ行った私の仕事は全国から送られてきた救援物資の仕分け作業でした。
かつて流行ったらしい女性のおしゃれな服やらハイヒールやら取っ手が壊れたカバンやら、常識で考えてとても生活必需品とは思えないものが詰まった段ボール箱の山から、トイレットペーパーなど必要なものを見つけ出して集めていく作業を延々と続けました。
「震災支援」に託けて各家庭の不用品が全国から被災地へ送りつけられ、神戸はまさに日本のゴミ箱と化していました。
今の博多新劇座が、まさにそのゴミ箱状態になっているのではないかと、行って見てみたい気持ちです。(・︿・')
東日本大震災の時は義援金を送る以外、何もお役に立てませんでしたが、今回は被災地が大衆演劇の本場、九州・熊本だったため役者さんらがいち早く支援に立ち上がり、SNSを駆使して全国の大衆演劇の劇団やファンの方々へ瞬時に情報がいきわたり、及ばずながら私も協力させていただくことができました。
時代遅れの斜陽産業で劇場も減っており、現在はもっぱら温泉地のホテルやスーパー銭湯で興行している状態です。
それが今回、被災者支援で思わぬ機動力と組織力を見せつけることになりました。
ロータリークラブが今から支援物資を積んで出発するというのに、大衆演劇の劇団はすでに被災者に物資を手渡している。
今でも主に中高年から熱い支持を受けている大衆演劇、「斜陽産業」などと決して侮れませんよ!
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