これも大家の仕事 36
うちの台車を無断で使って、ダンボール箱に詰め込んだ大量のゴミを出す例のかんしゃく持ちの
おじいさん。
たぶん認知症なのだろうが、それでもこんな深夜に出すところを見るとルール違反をしている自覚はあるようだ。
金属の枠が入っているものは、第1水曜日の明日が「金属ゴミ」の日だから、もう一日待ってほしかったなぁ。
「燃やすゴミ」の日に、リサイクル工場へ持ち込むための紙類を回収に来る自治区のおじさんも、ダンボールだけなら持って行ってくれるが中にゴミが入っているものはダメ。
自治区のおじさんにも手伝ってもらって、じいさんが裸で出した大きなカーペットを指定ゴミ袋へ何とか入れようと頑張る。
しかし、やっぱり大きすぎて入らない。
これらを出した当のじいさんに突き返して注意などすれば、それこそ癇癪を起こし、あらん限りの暴言を浴びせられ、暴力もふるってくる。
一人ぼっちで死ぬのを待つだけの、天涯孤独な身の上では何も怖いものはない。暴力行為で刑務所へ入れれば御の字だ。
結局、私が分別して出し直すしかない。
20分余りで作業完了。やれやれ、いい汗をかいた。
かくして今日も、違反ゴミを出さない優良ゴミステーションとの評価をいただいております。
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