昨日、「水が嫌な臭いがする」と、駐車場代をケチって迷惑駐車をくり返している
住人が、自分の部屋の水道水をペットボトルに入れ苦情を言ってきた。
水道局に水質検査を依頼したところ、「飲用には適さない水だ」と言われたという。
「今日は日曜日だから明日また調べてみる」と、とりあえず帰ってもらったが、いろいろ腑に落ちない点があるので夜もう一度その住人に話を聞いた。
その住人の話によると一年ぐらい前から水が臭うようになり、顔を洗っても肌がヒリヒリするという。
彼の推測によると、軒先を作業場にしてイスなどを作っている同じ棟の住人が水道のバルブに工業廃水を流していて、それが混入したのではないかという。
こんな小さなところへわざわざ廃水を流し込むか?
もし流し込んだとしても、バルブに隙間があったら水圧で水が噴き出すだけで逆流して廃水が混入などするか?
私が矛盾や疑問点を指摘すると、「説明を最後まで聞け!!」と大声で怒鳴る。
感情的になるのは不安や弱みがある証拠だ。
「一般人は混入しないと思うが、水道局の人の話ではゼロではないそうだ」と言う。
わかったようなわからないような変な説明だったが、「とにかく月曜日にその水道局の担当者に話を聞いてみるよ」と言うと、サンプルに別の部屋に住む住人の水をもらうことになっているから、ついでに持って行けという。
「いや、まずは話を聞くだけだから。それで別の部屋の水も調べたいということになればすぐに持って行くよ」と言っても、「どうせ一緒なんだから持って行けばいいじゃないか!」としつこく食い下がる。
「まったく融通のきかん奴だ!じゃあ、オレが明日持って行く!!」と怒っていたが、別の部屋の水を私に水道局へ持ち込ませたい理由はなんだろう?
サンプルの水を提供した住人(左)と、その水を手さげ袋に入れて水道局へ向かう住人(右)。
「どうせ家賃の催促や無断駐車をとがめられた仕返しだろう。わざわざ水道局へ足を運ぶまでもない」と水道局に電話して話を聞いてみると、
「古いアパートにはよくあるサビの臭いですね。水を出して最初の1、2リットルぐらいは捨ててから使ってもらえば問題ないですよ、とご説明したんですが。今朝また持ってこられた水も全く問題ありませんでした。よその同じようなアパートの水よりもきれいでしたよ。それとバルブから異物が混入することなど絶対にあり得ません。バルブに隙間があったら水が噴き出します。その住人の方にもはっきりお伝えしたはずなんですが」とのことだった。
いつもイス作り作業の音がうるさい隣の住人と、あわよくば大家も一緒にやっつけたかったのだろうか?