世界の車窓から “ ヤンゴン編 ”

しょうのみ

2011年01月02日 19:06

都会で地上を走る環状線は世界中でも東京の山手線と大阪環状線と、ここヤンゴンの環状線の3つしかないらしい。(愛知環状鉄道は環状線ではありません)
このヤンゴン環状線は駅に停まるたびにいろんな物売りたちが乗り込んできて、一周約3時間の鉄道の旅は旅行者を飽きさせません。
そこで・・・
新春特大号 “ ヤンゴン環状線の物売りたち ”

まず私が滞在していたパンダホテルから徒歩約10分、シャン・ロード駅へ。
外国人がよっぽど珍しかったのか、たったひとりの駅員(駅長?)さんが私を見るなり「どうぞ中へ入って!さあ、どうぞどうぞ」と駅員室へ招き入れてくれ、満面の笑顔で知っている限りの英語を駆使して一生懸命会話をしてくれました。






ヤンゴン環状線の料金は外国人はどこまで乗っても1ドル。
切符に名前を記載されるためパスポートを持って行くこと。



そしていよいよ列車に乗り込みます。



それでは環状線を一周する間に出会った物売りたちをご紹介します。

No.1 【リンゴとアボカド売り】



No.2 【バナナ売り】



No3 【パパイヤ売り】



No.4 【アイスキャンデー売り】






No.5 【卵売り】



No.6 【雑貨売り】「新曲の音楽テープだよ~!」



No.7 同じく【雑貨売り】「シャンプーはいらんかね~?」



No.8 【冷たい水売り】






No.9 【クーン(ミャンマーの噛みタバコ)売り】



No.10 【茹でトウモロコシ売り】



No.11 【スイカ売り】



No.12 【ウズラの卵売り】



No.13 【オキアミ売り】



No.14 【食パン売り】



No.15 【赤ちゃん売り?】
ちがう!!(。_゜☆\(- - ) バシッ!



これはなんだろう?
がんもどきのようなものにキャベツの千切りを挟んで赤いソースをかけて食べるスナック。



「儲かりまっか~?」「あきまへんわ~」



何を言っているかわからなかったけど、このお兄さんの弁舌は素晴らしかった。
周りの乗客たちの笑顔が彼の名人芸の素晴らしさを物語っている。
まるで役者が活舌の練習でやる『外郎売り』のように、長い長い口上をまったく噛まずに立て板に水の如くしゃべりまくる。
いわゆる “ ガマの油 ” のような万能薬みたいなものだろうと思うけど、売っていたのは木の小枝のようなものだった。



そして終点、ヤンゴン中央駅へ到着。



30分停車してまた出発します。
楽しかったが木のベンチ椅子に3時間揺られているのはかなりしんどかった。ケツいて~!

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