記念誌
某団体の創立30周年の記念誌をもらった。
それぞれの会員が家族と一緒に写っている写真を載せている。
私には妻子はいないから、一人ポツンと写っている写真を載せるのも癪なので、ミャンマーの学校の子供たちと写っている写真を載せたが、やっぱり虚しい。
後悔はしていない。
バングラデシュの識字教育支援、性搾取されていた名古屋のフィリピン女性の救出、豊田在住の日系人たちによる創作劇、全焼したマニラの孤児院へ救援募金を手渡すためフィリピンへ飛んだこと、ミャンマーの学校建設・・
実際これらの実績がものを言ったこともある。
例の“
ゴキブリ裁判 ”の時は、自分を被害者、犠牲者と称し私を悪徳大家と非難していた元住人に、私のことが載っている中日新聞の記事やミャンマーの学校の写真などを突きつけてやった。
あの時のヤツの顔・・(●´艸`)
判事は立場上黙っていたが、裁判所の司法委員も驚き賞賛してくれた。
私にしかできないことをやってきた。
私にしかできない生き方をしてきた。
・・が、もう少し器用にうまく生きてこられたらとは思う。
♪ 言葉が たりないばかりに
相手に自分を 伝えられず
分ってくれないと 周りをうらみ
自分は正しいと 逃げだす
誰が呼ぶ声に 答えるものか
望む気持ちと うらはら
今はただ すきま風を手でおさえて
今日の 生き恥をかく
《泉谷しげる 『春のからっ風』 より》
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