バイマー・ヤンジン
今日は瀬戸市文化センター 文化ホールで行われた『バイマー・ヤンジン トーク&コンサート』を観てきました。
「さわやかな瀬戸をつくる会」という市民団体が毎年開催しているコンサートで、今年で5年目だそうです。
バイマー・ヤンジンという女性はチベット人の声楽家で日本人男性と結婚して現在は大阪の吹田市にお住まいだそうです。
ヤンジンさんは去る2月にロータリークラブが開催したRYLAセミナーでも基調講演をされたのですが、その時のセミナーには私は参加しなかったため、故郷チベットに小学校・中学校合わせて10校もの学校を建てた歌声とはいかなるものかと興味がわき、聴かせていただきに行ったわけです。
チベットの話を織り交ぜてのトーク&コンサートだったので2時間のステージの間で歌は10曲ぐらいだったのですが、マイクを口元に持ってくるのはおしゃべりをするときだけで、歌う時はマイクを腰のあたりにまで降ろしていたのには驚きました。
さすが本格的に声楽を学んだ人の発声は違うなぁ、と感服でした。
また、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世が亡命を余儀なくされているなど、中国政府による弾圧に苦しむチベットの民衆への支援も静かな語り口で訴えておられました。
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