リップサービス
今日は切断した左足の手術後の経過を担当医の先生に診てもらいに厚生病院へ行く日だ。
ついでにナースステーションへ行って、好きだった美人看護婦さんの顔でも見てくるかな。
「この足じゃあ、もうミャンマーの学校の子供たちにも会いに行けないなぁ。看護婦さん、一緒にミャンマーへついてってくれない?」
「行ってみたいなぁ。ミャンマーってどんなとこですか?」
「(ミャンマーの写真を見せながら)今は5月だから気温が40度を超えている。日本人にはちょっときつい。そのあとは雨季で毎日雨だ。ジメジメムシムシでうっとうしい。やっぱり10月ごろから始まる乾季がいいよ。その頃行こうよ」
「ええ、ぜひ。楽しみにしてます」
「本当に?んじゃあ、連絡先教えて」
「うふふ・・それはナースステーションの方へどうぞ」
飲み屋のお姉ちゃんとの酒の上での戯言ならいざ知らず、毎日優しく看護してくれた看護婦さんの心にもないリップサービスは結構こたえる・・(´;ω;`)
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