2017年08月26日

ストーリーテリングフェスティバル 5

今夜は「とよたストーリーテリングフェスティバル」を聴きに寺部八幡宮へ行って来ました。



語人(すとーりーてらー)サヤ佳さんの「三年坂」


塩高和之さんの琵琶と古屋和子さんの語りによる「平家物語」


「もっと明るく楽しいお話をしないと若い人が集まらないぞ」などと思いながら以前は聴いていましたが、私をプロ歌手にしてくださったポニー東山先生も亡くなり、自分もあとどれくらい生きられるだろうなどと考えると、滅びの物語に少しは味わいを感じられた夜でした。
  

Posted by しょうのみ at 22:47日記芸能

2017年08月01日

高校を建てた

ついに高校が完成しました。
見渡す限り田んぼと川と雑木林しかない、こんな辺鄙なところに小・中・高一貫校が出現してしまった。







さてさて、これからどんなドラマが始まるのだろう?
  

Posted by しょうのみ at 18:36日記

2017年07月05日

高校を建てる 5

ロータリークラブ会員の方のご寄付によるミャンマー、マヤングウェイ村の高校建設。
現地からまた新しい進捗状況の写真が届きました。







6月中に完成するだろうと思っていましたが・・
便利な大工道具も重機もなく、すべて大工さんたちの手作業なので、なかなか日本のようにサクサクとは仕事がはかどらないようです。
  

Posted by しょうのみ at 16:57日記

2017年07月03日

来てしもうたがな 2

今年で3年目になる東日本大震災の被災地訪問。
今回は陸前高田市の高田東中学校を視察させて頂きました。



本人たちはまったくそう思っていないにもかかわらず、世間から「かわいそう」と思われている被災者の子供たちと、これまた本人たちはまったくそう思っていないにもかかわらず、「かわいそう」と思われているミャンマーの貧しい農村に我々が建てた学校の子供たちが、いつか出会う日がくるかもしれない。
  

Posted by しょうのみ at 12:57日記旅行

2017年06月05日

高校を建てる 4

ロータリークラブ会員の方のご寄付によるミャンマー、マヤングウェイ村の高校建設。
現地からまた新しい進捗状況の写真が届きました。





建設費用の寄付金を学校の校長先生に渡す際に、事前に両者の間で覚書を取り交わしてはいたものの、果たして間違いなく建設のために使われるものかどうか、最後まで不安はぬぐいきれませんでした。
私がタンビングウェイ村の小学校と、ここマヤングウェイ村の中学校を建てるときには、日本に留学経験もあるヤンゴンの日本大使館に勤めるミャンマー人の職員の方が保証人になってくださったので安心してお金を渡すことができましたが、その方はもう亡くなっており、今回は誰も信頼できる人がいないままでの寄付でした。
「私も人には言えない悪いこともして財を成してきた。全部持って行かれては困るが、多少のつまみ食いには目をつぶりますよ」と、そのロータリークラブ会員の方がおっしゃるので、不安を抱いたままお金を渡しました。
しかし、こうして着々と工事が進んでいく経過をまめに写真に撮って送ってくれる村の人たちの誠実な態度に、不安は取り越し苦労だったかなと今は思っております。

「2008年の巨大サイクロンに襲われた時、学校は無事だろうかと、場所も全く分からないこんな田舎に、しかも電気もない真っ暗な夜中に、うちの学校を探し回ってくださった。その後も毎年子供たちに会いに来てくださった。こちらが出した食事でおなかを壊して入院されたこともあった。あの時はもうこれで二度と来てはくれまいと諦めていたのに、翌年また子供たちに会いに来てくださった。そこまでうちの学校を愛してくださっている方をどうして裏切れましょう?」と校長先生から言われました。

結局、覚書や保証人などより、つながりを切らないようなまめな行動が、言葉も通じない相手の心に届いていたということらしいです。
  

Posted by しょうのみ at 06:41日記